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北山通りの、住宅街にあるこちらは、

 TAKAHASHI KOHEI STUDIO&ROOMSです。

/

作家である、高橋耕平さんの

自宅兼ギャラリースペースです。

高橋さんの作品は、写真を中心に、映像、やドローイング、と様々で、

中でも写真は、日常で高橋さんが気になった「モノ」を切り取ってあり、

共感を覚えました。日々の何気ないことに目を向けるのも、作家の目線なのでしょう。

/

高橋さんはとても気さくな方で、

友人宅へ遊びに来たような感覚で、お菓子とコーヒーをいただきながら、

アートのことよりはむしろ、世間話をしたり、おもしろいお話をしながら

でもその端々に幅広い知識を感じました。

/

高橋さんの本棚にはかなりの数の本があります。

作品制作の前にはかならず

「どんなものをつくろうか?」と考えるものです。

高橋さんの作品制作の中心にある、コンセプチュアルな思考は、

この本棚につまっているのかもしれません。

手に取ってしまうと、ずっと読みふけってしまいそうな

面白そうな本ばかりでした。

日々本を読んだり、ニュースを見たり、日常からのインプットから

作品は生まれているのです。

/

本棚の前には、以前製作された

高橋さんと澤崎賢一さんによるインスタレーション作品の

映像が流れています。

これは「二人の作家が同じものを作り、同じ処に展示する」

というもので、同じ作品をつくることを目的にして作業を続けていくことで

ドローイング時の手癖や描画材質の違い、

模倣される作品と模倣の過程をへて出来あがる作品であり、

その差異や共通性を通して固有性やオリジナリティの所在を問うという作品です。

二人が話している場所はまさにこの場所であり。

更に二人の声は見事に重なっていますが、声、微妙な緩急、

そして見た目によって

確実に違う個人であることが明確に提示されていました。

/

展示されている作品には、精華大の版画学科に在籍していた、

高橋さん技術を利用した作品があります

人物写真を2諧調にし、そのイメージのポジとネガを銅板に転写した作品もあり。

薬品で金属を腐食と、腐食をおさえる部分を作り、作られています。

製作行程まで、伺いながら、作品をみて、より深く作品を知ることができるのも

オープンスタジオの魅力ではないでしょうか?



/

友人がたまたま好きだったものに興味がわき、楽しそうに教えてくれる友人を見て好きになる経験はありませんか?

失礼かもしれませんが

TAKAHASHI KOHEI STUDIO&ROOMSは
そんな風に、

高橋さんの気さくな話し方と知識で、

 アートを好きにさせてくれる場所でした。
高橋さんありがとうございました!

(加瀬部 敏志)

さて、こちらは2122日のみの開催の淀スタジオ。

淀スタジオはもともと作家・名和晃平さんがスタジオをして使用されていた場所。

今は名和さんはSANDWICHに拠点を移されたため、

このスタジオを今のメンバーが使用しています。

おかひろし、亀井洋一郎、林大作、北條裕人、森彩華、安田知司、矢津吉隆の7人による

共同スタジオです。

/

こちらは淀の工業団地の一角にあります。

工業地域の独特の雰囲気に包まれているこのあたり、

普段はなかなか入ることのない工業団地の景色が新鮮です。

淀工業団地付近は大きな道路に工場がぽつぽつと並んでおり、

空が広く見えて広々とした気分になると同時に、

見渡すほとんどが工場や道路という

人の日常生活とはどこか離れた空気感が漂っています。

個人的には殺伐とした感じというよりは

人の生活を支える、なんだかもっとも人間らしい気配を感じます。

私が訪れた時は雨上がりの夕焼け空が広がっていてとても気持ちよく、

あたりを少し散策してみたり。

/

さて、淀スタジオ前には船に指した

KYOTO OPEN STUDIO 2011のぼりがお出迎え。

この船、この工場の持ち物なんだとか、、。

/

入ってすぐのスタジオ一階では、北條裕人さん、矢津吉隆さん、

森彩華さんの3人が展示。

北條さんは今年9月にstudio90にて展示の予定があり、

作品と一緒にそのプランなども展示されていました。

/

天井が高くて広々とした空間に森さん、矢津さんの作品も並びます。

2階には安田さん、おかさん、林さん、亀井さんの作品が展示。

今回の展示、淀では「今、つくるということ」をテーマに掲げ、

それぞれの制作スペースに制作過程やその資料、作品などが展示されていました。

また、最近新たにメンバーとして加わった林さんの作品を個展形式で展示。

制作の過程や作品をみながらの話は、気になることや聞きたいことが

存分に聞けて1人1人との話がとまりません。

/

先日の『OPEN MEETING!』で「オープンスタジオとはなんだ??」と

頭を悩ませていた安田さん、平面の作家さんですが、

今回は構想段階で形にしてみた立体作品なども展示。

普段から頭に浮かんだモノを形にしてみる作業をされているらしく、

興味深い造形物が並んでいました。

また、制作で使用している机を普段のままの状態でも設置。

オープンスタジオでは、制作場所で、制作風景を、といっても

人にみせるという大前提があるため、

どこか『展示』『設置』という概念が加わります。

そうやって公開されている制作スペースは

たとえ制作現場をそのまま公開するという内容の中にも

作家さんの展示に対する姿勢などが垣間見られて

展示空間で展示される作品たちとは違った面や要素が伺えます。

そう思ってみてみると、置いてあるモノひとつひとつが大変興味深いですよね。

/

また、淀には共有スペースがあって、作家さんや来場者の方々とお茶したり。

淀の作家さんは7人いらっしゃいますが、年齢や出身地、出身の大学もさまざま。

それぞれの人柄も面白く、また、メンバー同士の交流もとても良い距離感で保って

いらっしゃっていつも和気あいあいとしています。

先日、亀井さんの地元香川での展示の際は、淀ツアーと称してメンバーで

香川まで行かれたとか。

お話好きの方が多くて、制作についてや世間話をはじめ、お話が聞けました。

来場者もそれぞれの滞在時間が長く、みなさんじっくりと話をなさっていました。

/

淀は2日間の公開でしたが、

こちらのスタジオでは普段でも勉強会、イベントなどを行い

精力的にスタジオからの発信を試みています。

淀の動きに要チェックです。

/

(旭 藍子)

こちらはstudio90。

/

studio90は泉 洋平さん、田中真吾さん、森川 穣さんの共同スタジオです。

元は公民館だった場所を改装して、ギャラリー兼スタジオを運営されています。

studio90さんの面白いところは、

ギャラリースペースが毎回大掛かりな改装をされていること。

毎回、違ったところに壁ができていたり空間が変化していて新鮮な気持ちです。

/

さて今回の会期中、ギャラリースペースでは柏原えつとむさんと、

スタジオメンバー森川さんによる

studio90第9回展 柏原えつとむ|森川穣 「Silencer|天地」展を開催されています。

/

この日は柏原さんは在廊なさっておらず、森川さんが対応してくださいました。

なんでも柏原さんは森川さんたちの大学時代の先生だったとのことで、

恩師を自分のスタジオに招いて一緒に展示をするというのはなんだか良い関係だなあ、

と思ったりしたわけですが。

森川さんもブログでその思いを語ってらっしゃいます。

森川さんのブログ

/

展示のほうは、studio90の周りの環境を最大限に活かした展示になっていました。

スペースの中は窓の前に上下の隙間が空いた壁が作られており、

上下の隙間から漏れる光とスタジオ周辺の音が静かに聞こえてくる空間に仕上がっていました。

(写真はまたアップします、、!)

studio90は目の前が幼稚園で、周りは住宅地、斜め向かいは公園です。

こちらも久世の工業地域の一角ですが、

スタジオ付近は工業地域の中にある集合住宅地といった雰囲気です。

国道からも少し離れているので適度に静かで、人の生活音が自然と聞こえてきますが、

特に前が幼稚園ということもあって子どもの声が耳に心地よく感じます。

そんな音たちに身をまかせられる今回の展示、是非体感してください!

/

また、柏原えつとむさんは41年生まれ、70年代をリードしてきたアーティストの一人でもあります。

今回はそんな柏原さんの所蔵本たちを一般公開しています。

それがまたとっても興味深い!

関根伸夫さんらモノ派の作家たちが自分たちの展覧会のために作ったカタログや

(作家のみが持っているらしいですが)、

寺山修司さんが自己出版していた雑誌、美術手帖の全身である『美術批評』など、

今ではめったにお目にかかれないようなレア本、レア雑誌が盛りだくさんなのです。

芸大の図書館にもないものもありました、、!

これらは貸出しも予定されているそう。

詳しくはstudio90まで問い合わせてみてくださいね。

ぜひともじっくりお目にかかりたい本たちばかりでした。

/

またスタジオスペースには泉さん、田中さんの作品も展示されています。

こちらも是非ご覧ください。

/

(旭 藍子)

こちらSoM。

私が訪れたときは学生さんがレンタカーを借りて回ってくれていました。

これからstudio90へ向かうとのこと。

南エリアSoM、studio90、淀を一気に回られたかたも多いようです。

/

さて、SoMでは、作家田中幹さんが実家の納屋を開放して展示、制作を行なっています。

/

納屋の造りも昔ながらの日本家屋の造りで、おばあちゃんの家を彷彿とさせました!

そんな懐かしさと温かみの中で、作家さんの普段の生活の匂いをそれとなく感じながら

作品を鑑賞。

観る環境は作品への印象を大きく変えるということを良くも悪くも改めて感じさせます。

納屋の造りはどこか安心感を感じますし、また、納屋という場所への興味も相まって、

自然とその場の空気や空間全体をも一緒に鑑賞してしまいます。

また、大きな壁面には今回制作中の作品を展示。

会期中にどんどん”0”が増えていくそうです。

制作現場での展示ならではの空気感が漂っていました。

/

そして実家だけあって、納屋の二階には学生時代のクロッキーやこれまでの作品などが

あちこちに。納屋をきょろきょろとしているだけでもとても面白い!

習作やこれまでの作品を見ながら田中さんの現在の制作につながるお話や

制作意識を聞ける、これもまさにオープンスタジオならではです。

/

また、あまり広くない場所なので、他にいらしたお客さんも交えて作家さんとお話したり。

スタジオがこうして交流の場になっていく、

というのもこのオープンスタジオの目的のひとつです。

/

SoMは十条付近、1号線を少し入った工場と田圃、古い家並みの一角にあります。

トラックなどの行き交いも多く活発な空気も感じる一方、

立派な家々が並びゆっくりとした人の時間も感じさせるこの地域、

人の生活と物の流通が入り交じる下町の雰囲気がしました。

普段はなかなか来ないような地域に来ると、

同じ京都でもまた違う年月や時間の流れを感じて面白いですよね。

京都は特に東西南北でそこに住む人々の生活が違ってきたというのを

なんとなく知っているからか、それぞれ独特の空気を感じます。

/

また、SoMの前には恋のお寺が。

私は立ち寄れませんでしたが、、興味深い、、。

レンタカーで来てらした学生さんたちが帰りに寄っていったらしいですが、

こういう周辺地域を楽しむのも良いですね。

SoMに遊びにいらした際には、是非お寺のほうも寄ってみては。

/

(旭 藍子)

京都各地でアートイベントが起こった先週末。
そんな中、KYOTO OPEN STUDIO 2011もスタートしました!
/
先週末オープンしたのはアトリエ家ー、G Art Studio、SoM、studio90、studio gris、
TAKAHASHI KOHEI STUDIO&ROOMS、淀の7スタジオ。
/
会期中のスタジオの様子をレポートしていきます!

京都各地でアートイベントが起こった先週末。

そんな中、KYOTO OPEN STUDIO 2011もスタートしました!

/

先週末オープンしたのはアトリエ家ー、G Art Studio、SoM、studio90、studio gris、

TAKAHASHI KOHEI STUDIO&ROOMS、淀の7スタジオ。

/

会期中のスタジオの様子をレポートしていきます!

いよいよ20日から会期がスタート!

各スタジオの詳しい情報は

アトリエ家ー

G Art Studio

studio90

studio gris

SoM

TAKAHASHI KOHEI STUDIO&ROOMS

こちらから。

今週末、京都ではアートフェア京都を始めいろいろなイベントが開催されます。

この京都オープンスタジオ含め、要チェックです!

◎淀 会期情報

『淀』

おかひろし

亀井洋一郎

林大作

北條裕人

森彩華

安田知司

矢津吉隆

・会 期:

5/21( 土 )、22( 日 ) 11:00-20:00

・問合せ

tel 090-2063-6017 ( 担当:おか )

mail info@yodostudio.com

・アクセス:

612-8252 京都市伏見区横大路一本木24-6淀工業団地内

・京阪電車「中書島」「淀」駅より徒歩30 分

・市バス「南横大路」下車徒歩2 分

・「南部クリーンセンター」④「横大路運動公園」より徒歩5分

※駐車場:スタジオ前に建物前に2 台分あり

※アクセス方法などはこちらを参照下さい。

http://yodostudio.com/access

◎TAKAHASHI KOHEI STUDIO&ROOMS会期情報

『TAKAHASHI KOHEI STUDIO&ROOMS』

・参加作家

高橋耕平

・会 期:

5/21( 土 )、22( 日 )、28( 土 )、29( 日 ) 11:00-20:00

・問合せ:

tel 090-8572-2919

mail info@takahashi-kohei.jp

・アクセス:

〒603-8241 京都市北区紫野東泉堂町 18-4 志田テラスハウス 3

・京都市営地下鉄 北大路 / 北大路バスターミナルから (青のり場から乗車)

・京都市バス /1号系統 - 西賀茂車庫ゆき 約 10 分 / 紫野泉堂町 , 下車徒歩1分

・京都市バス / 北 1号系統 - 玄琢ゆき 約 10 分 / 紫野泉堂町 , 下車徒歩1分

※駐車場はございません最寄りのパーキングをご利用下さい。

※アクセス方法などはこちらを参照ください。

http://takahashi-kohei.jp/news/ 

◎SoM会期情報

『SoM』

・参加作家

田中幹

・会 期:

5/20( 土 )、21( 日 )、27( 金 )、28( 土 )

※21( 土 )、22( 日 )…11:00-20:00 27( 金 )、28( 土 )…11:00-18:00

・問合せ:mail som.kyoto@gmail.com

・アクセス:

〒601-8136 京都市南区上鳥羽岩ノ本町64-6

・京都市バス 18 系統/久我石原町行 「四条大宮」から「地蔵前」

(約 30 分)下車すぐ

・京都市バス 19 系統/中書島・横大路車庫行 「京都駅」から「上鳥羽」

(約 20 分)下車、徒歩で約 7 分

・京都市営地下鉄烏丸線・近鉄京都線 「竹田」からタクシーで約 5 分

※詳しい地図はこちらから

http://maps.google.co.jp/maps?q=601-8136%20%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%B8%82%E5%8D%97%E5%8C%BA%E4%B8%8A%E9%B3%A5%E7%BE%BD%E5%B2%A9%E3%83%8E%E6%9C%AC%E7%94%BA64-6&um=1&ie=UTF-8&sa=N&hl=ja&tab=wl

◎studio gris会期情報

『studio gris』

・参加作家

松本郁美

・会 期:

5/21( 土 )、22( 日 ) 11:00-20:00 5/29( 日 ) 11:00-18:00

※その他の土日は、作家の予定によっては解放しております。

・アクセス:

〒605-0952 東山区今熊野宝蔵町

・京都市バス208 系統 今熊野バス停下車 徒歩10 分

・京阪東福寺駅 徒歩15 分

※詳しい地図はこちらから

http://maps.google.co.jp/maps?f=q&source=s_q&hl=ja&geocode=&q=605-0952%E3%80%80%E6%9D%B1%E5%B1%B1%E5%8C%BA%E4%BB%8A%E7%86%8A%E9%87%8E%E5%AE%9D%E8%94%B5%E7%94%BA&sll=36.5626,136.362305&sspn=35.655214,57.919922&brcurrent=3,0x60010f338d75e3ed:0x8d203fb8cd35c58,0&ie=UTF8&hq=&hnear=%E3%80%92605-0952&ll=34.983994,135.774778&spn=0.001119,0.001768&z=19&iwloc=A&pw=2

北山通りの、住宅街にあるこちらは、

 TAKAHASHI KOHEI STUDIO&ROOMSです。

/

作家である、高橋耕平さんの

自宅兼ギャラリースペースです。

高橋さんの作品は、写真を中心に、映像、やドローイング、と様々で、

中でも写真は、日常で高橋さんが気になった「モノ」を切り取ってあり、

共感を覚えました。日々の何気ないことに目を向けるのも、作家の目線なのでしょう。

/

高橋さんはとても気さくな方で、

友人宅へ遊びに来たような感覚で、お菓子とコーヒーをいただきながら、

アートのことよりはむしろ、世間話をしたり、おもしろいお話をしながら

でもその端々に幅広い知識を感じました。

/

高橋さんの本棚にはかなりの数の本があります。

作品制作の前にはかならず

「どんなものをつくろうか?」と考えるものです。

高橋さんの作品制作の中心にある、コンセプチュアルな思考は、

この本棚につまっているのかもしれません。

手に取ってしまうと、ずっと読みふけってしまいそうな

面白そうな本ばかりでした。

日々本を読んだり、ニュースを見たり、日常からのインプットから

作品は生まれているのです。

/

本棚の前には、以前製作された

高橋さんと澤崎賢一さんによるインスタレーション作品の

映像が流れています。

これは「二人の作家が同じものを作り、同じ処に展示する」

というもので、同じ作品をつくることを目的にして作業を続けていくことで

ドローイング時の手癖や描画材質の違い、

模倣される作品と模倣の過程をへて出来あがる作品であり、

その差異や共通性を通して固有性やオリジナリティの所在を問うという作品です。

二人が話している場所はまさにこの場所であり。

更に二人の声は見事に重なっていますが、声、微妙な緩急、

そして見た目によって

確実に違う個人であることが明確に提示されていました。

/

展示されている作品には、精華大の版画学科に在籍していた、

高橋さん技術を利用した作品があります

人物写真を2諧調にし、そのイメージのポジとネガを銅板に転写した作品もあり。

薬品で金属を腐食と、腐食をおさえる部分を作り、作られています。

製作行程まで、伺いながら、作品をみて、より深く作品を知ることができるのも

オープンスタジオの魅力ではないでしょうか?



/

友人がたまたま好きだったものに興味がわき、楽しそうに教えてくれる友人を見て好きになる経験はありませんか?

失礼かもしれませんが

TAKAHASHI KOHEI STUDIO&ROOMSは
そんな風に、

高橋さんの気さくな話し方と知識で、

 アートを好きにさせてくれる場所でした。
高橋さんありがとうございました!

(加瀬部 敏志)

さて、こちらは2122日のみの開催の淀スタジオ。

淀スタジオはもともと作家・名和晃平さんがスタジオをして使用されていた場所。

今は名和さんはSANDWICHに拠点を移されたため、

このスタジオを今のメンバーが使用しています。

おかひろし、亀井洋一郎、林大作、北條裕人、森彩華、安田知司、矢津吉隆の7人による

共同スタジオです。

/

こちらは淀の工業団地の一角にあります。

工業地域の独特の雰囲気に包まれているこのあたり、

普段はなかなか入ることのない工業団地の景色が新鮮です。

淀工業団地付近は大きな道路に工場がぽつぽつと並んでおり、

空が広く見えて広々とした気分になると同時に、

見渡すほとんどが工場や道路という

人の日常生活とはどこか離れた空気感が漂っています。

個人的には殺伐とした感じというよりは

人の生活を支える、なんだかもっとも人間らしい気配を感じます。

私が訪れた時は雨上がりの夕焼け空が広がっていてとても気持ちよく、

あたりを少し散策してみたり。

/

さて、淀スタジオ前には船に指した

KYOTO OPEN STUDIO 2011のぼりがお出迎え。

この船、この工場の持ち物なんだとか、、。

/

入ってすぐのスタジオ一階では、北條裕人さん、矢津吉隆さん、

森彩華さんの3人が展示。

北條さんは今年9月にstudio90にて展示の予定があり、

作品と一緒にそのプランなども展示されていました。

/

天井が高くて広々とした空間に森さん、矢津さんの作品も並びます。

2階には安田さん、おかさん、林さん、亀井さんの作品が展示。

今回の展示、淀では「今、つくるということ」をテーマに掲げ、

それぞれの制作スペースに制作過程やその資料、作品などが展示されていました。

また、最近新たにメンバーとして加わった林さんの作品を個展形式で展示。

制作の過程や作品をみながらの話は、気になることや聞きたいことが

存分に聞けて1人1人との話がとまりません。

/

先日の『OPEN MEETING!』で「オープンスタジオとはなんだ??」と

頭を悩ませていた安田さん、平面の作家さんですが、

今回は構想段階で形にしてみた立体作品なども展示。

普段から頭に浮かんだモノを形にしてみる作業をされているらしく、

興味深い造形物が並んでいました。

また、制作で使用している机を普段のままの状態でも設置。

オープンスタジオでは、制作場所で、制作風景を、といっても

人にみせるという大前提があるため、

どこか『展示』『設置』という概念が加わります。

そうやって公開されている制作スペースは

たとえ制作現場をそのまま公開するという内容の中にも

作家さんの展示に対する姿勢などが垣間見られて

展示空間で展示される作品たちとは違った面や要素が伺えます。

そう思ってみてみると、置いてあるモノひとつひとつが大変興味深いですよね。

/

また、淀には共有スペースがあって、作家さんや来場者の方々とお茶したり。

淀の作家さんは7人いらっしゃいますが、年齢や出身地、出身の大学もさまざま。

それぞれの人柄も面白く、また、メンバー同士の交流もとても良い距離感で保って

いらっしゃっていつも和気あいあいとしています。

先日、亀井さんの地元香川での展示の際は、淀ツアーと称してメンバーで

香川まで行かれたとか。

お話好きの方が多くて、制作についてや世間話をはじめ、お話が聞けました。

来場者もそれぞれの滞在時間が長く、みなさんじっくりと話をなさっていました。

/

淀は2日間の公開でしたが、

こちらのスタジオでは普段でも勉強会、イベントなどを行い

精力的にスタジオからの発信を試みています。

淀の動きに要チェックです。

/

(旭 藍子)

こちらはstudio90。

/

studio90は泉 洋平さん、田中真吾さん、森川 穣さんの共同スタジオです。

元は公民館だった場所を改装して、ギャラリー兼スタジオを運営されています。

studio90さんの面白いところは、

ギャラリースペースが毎回大掛かりな改装をされていること。

毎回、違ったところに壁ができていたり空間が変化していて新鮮な気持ちです。

/

さて今回の会期中、ギャラリースペースでは柏原えつとむさんと、

スタジオメンバー森川さんによる

studio90第9回展 柏原えつとむ|森川穣 「Silencer|天地」展を開催されています。

/

この日は柏原さんは在廊なさっておらず、森川さんが対応してくださいました。

なんでも柏原さんは森川さんたちの大学時代の先生だったとのことで、

恩師を自分のスタジオに招いて一緒に展示をするというのはなんだか良い関係だなあ、

と思ったりしたわけですが。

森川さんもブログでその思いを語ってらっしゃいます。

森川さんのブログ

/

展示のほうは、studio90の周りの環境を最大限に活かした展示になっていました。

スペースの中は窓の前に上下の隙間が空いた壁が作られており、

上下の隙間から漏れる光とスタジオ周辺の音が静かに聞こえてくる空間に仕上がっていました。

(写真はまたアップします、、!)

studio90は目の前が幼稚園で、周りは住宅地、斜め向かいは公園です。

こちらも久世の工業地域の一角ですが、

スタジオ付近は工業地域の中にある集合住宅地といった雰囲気です。

国道からも少し離れているので適度に静かで、人の生活音が自然と聞こえてきますが、

特に前が幼稚園ということもあって子どもの声が耳に心地よく感じます。

そんな音たちに身をまかせられる今回の展示、是非体感してください!

/

また、柏原えつとむさんは41年生まれ、70年代をリードしてきたアーティストの一人でもあります。

今回はそんな柏原さんの所蔵本たちを一般公開しています。

それがまたとっても興味深い!

関根伸夫さんらモノ派の作家たちが自分たちの展覧会のために作ったカタログや

(作家のみが持っているらしいですが)、

寺山修司さんが自己出版していた雑誌、美術手帖の全身である『美術批評』など、

今ではめったにお目にかかれないようなレア本、レア雑誌が盛りだくさんなのです。

芸大の図書館にもないものもありました、、!

これらは貸出しも予定されているそう。

詳しくはstudio90まで問い合わせてみてくださいね。

ぜひともじっくりお目にかかりたい本たちばかりでした。

/

またスタジオスペースには泉さん、田中さんの作品も展示されています。

こちらも是非ご覧ください。

/

(旭 藍子)

こちらSoM。

私が訪れたときは学生さんがレンタカーを借りて回ってくれていました。

これからstudio90へ向かうとのこと。

南エリアSoM、studio90、淀を一気に回られたかたも多いようです。

/

さて、SoMでは、作家田中幹さんが実家の納屋を開放して展示、制作を行なっています。

/

納屋の造りも昔ながらの日本家屋の造りで、おばあちゃんの家を彷彿とさせました!

そんな懐かしさと温かみの中で、作家さんの普段の生活の匂いをそれとなく感じながら

作品を鑑賞。

観る環境は作品への印象を大きく変えるということを良くも悪くも改めて感じさせます。

納屋の造りはどこか安心感を感じますし、また、納屋という場所への興味も相まって、

自然とその場の空気や空間全体をも一緒に鑑賞してしまいます。

また、大きな壁面には今回制作中の作品を展示。

会期中にどんどん”0”が増えていくそうです。

制作現場での展示ならではの空気感が漂っていました。

/

そして実家だけあって、納屋の二階には学生時代のクロッキーやこれまでの作品などが

あちこちに。納屋をきょろきょろとしているだけでもとても面白い!

習作やこれまでの作品を見ながら田中さんの現在の制作につながるお話や

制作意識を聞ける、これもまさにオープンスタジオならではです。

/

また、あまり広くない場所なので、他にいらしたお客さんも交えて作家さんとお話したり。

スタジオがこうして交流の場になっていく、

というのもこのオープンスタジオの目的のひとつです。

/

SoMは十条付近、1号線を少し入った工場と田圃、古い家並みの一角にあります。

トラックなどの行き交いも多く活発な空気も感じる一方、

立派な家々が並びゆっくりとした人の時間も感じさせるこの地域、

人の生活と物の流通が入り交じる下町の雰囲気がしました。

普段はなかなか来ないような地域に来ると、

同じ京都でもまた違う年月や時間の流れを感じて面白いですよね。

京都は特に東西南北でそこに住む人々の生活が違ってきたというのを

なんとなく知っているからか、それぞれ独特の空気を感じます。

/

また、SoMの前には恋のお寺が。

私は立ち寄れませんでしたが、、興味深い、、。

レンタカーで来てらした学生さんたちが帰りに寄っていったらしいですが、

こういう周辺地域を楽しむのも良いですね。

SoMに遊びにいらした際には、是非お寺のほうも寄ってみては。

/

(旭 藍子)

京都各地でアートイベントが起こった先週末。
そんな中、KYOTO OPEN STUDIO 2011もスタートしました!
/
先週末オープンしたのはアトリエ家ー、G Art Studio、SoM、studio90、studio gris、
TAKAHASHI KOHEI STUDIO&ROOMS、淀の7スタジオ。
/
会期中のスタジオの様子をレポートしていきます!

京都各地でアートイベントが起こった先週末。

そんな中、KYOTO OPEN STUDIO 2011もスタートしました!

/

先週末オープンしたのはアトリエ家ー、G Art Studio、SoM、studio90、studio gris、

TAKAHASHI KOHEI STUDIO&ROOMS、淀の7スタジオ。

/

会期中のスタジオの様子をレポートしていきます!

いよいよ20日から会期がスタート!

各スタジオの詳しい情報は

アトリエ家ー

G Art Studio

studio90

studio gris

SoM

TAKAHASHI KOHEI STUDIO&ROOMS

こちらから。

今週末、京都ではアートフェア京都を始めいろいろなイベントが開催されます。

この京都オープンスタジオ含め、要チェックです!

◎淀 会期情報

『淀』

おかひろし

亀井洋一郎

林大作

北條裕人

森彩華

安田知司

矢津吉隆

・会 期:

5/21( 土 )、22( 日 ) 11:00-20:00

・問合せ

tel 090-2063-6017 ( 担当:おか )

mail info@yodostudio.com

・アクセス:

612-8252 京都市伏見区横大路一本木24-6淀工業団地内

・京阪電車「中書島」「淀」駅より徒歩30 分

・市バス「南横大路」下車徒歩2 分

・「南部クリーンセンター」④「横大路運動公園」より徒歩5分

※駐車場:スタジオ前に建物前に2 台分あり

※アクセス方法などはこちらを参照下さい。

http://yodostudio.com/access

◎TAKAHASHI KOHEI STUDIO&ROOMS会期情報

『TAKAHASHI KOHEI STUDIO&ROOMS』

・参加作家

高橋耕平

・会 期:

5/21( 土 )、22( 日 )、28( 土 )、29( 日 ) 11:00-20:00

・問合せ:

tel 090-8572-2919

mail info@takahashi-kohei.jp

・アクセス:

〒603-8241 京都市北区紫野東泉堂町 18-4 志田テラスハウス 3

・京都市営地下鉄 北大路 / 北大路バスターミナルから (青のり場から乗車)

・京都市バス /1号系統 - 西賀茂車庫ゆき 約 10 分 / 紫野泉堂町 , 下車徒歩1分

・京都市バス / 北 1号系統 - 玄琢ゆき 約 10 分 / 紫野泉堂町 , 下車徒歩1分

※駐車場はございません最寄りのパーキングをご利用下さい。

※アクセス方法などはこちらを参照ください。

http://takahashi-kohei.jp/news/ 

◎SoM会期情報

『SoM』

・参加作家

田中幹

・会 期:

5/20( 土 )、21( 日 )、27( 金 )、28( 土 )

※21( 土 )、22( 日 )…11:00-20:00 27( 金 )、28( 土 )…11:00-18:00

・問合せ:mail som.kyoto@gmail.com

・アクセス:

〒601-8136 京都市南区上鳥羽岩ノ本町64-6

・京都市バス 18 系統/久我石原町行 「四条大宮」から「地蔵前」

(約 30 分)下車すぐ

・京都市バス 19 系統/中書島・横大路車庫行 「京都駅」から「上鳥羽」

(約 20 分)下車、徒歩で約 7 分

・京都市営地下鉄烏丸線・近鉄京都線 「竹田」からタクシーで約 5 分

※詳しい地図はこちらから

http://maps.google.co.jp/maps?q=601-8136%20%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%B8%82%E5%8D%97%E5%8C%BA%E4%B8%8A%E9%B3%A5%E7%BE%BD%E5%B2%A9%E3%83%8E%E6%9C%AC%E7%94%BA64-6&um=1&ie=UTF-8&sa=N&hl=ja&tab=wl

◎studio gris会期情報

『studio gris』

・参加作家

松本郁美

・会 期:

5/21( 土 )、22( 日 ) 11:00-20:00 5/29( 日 ) 11:00-18:00

※その他の土日は、作家の予定によっては解放しております。

・アクセス:

〒605-0952 東山区今熊野宝蔵町

・京都市バス208 系統 今熊野バス停下車 徒歩10 分

・京阪東福寺駅 徒歩15 分

※詳しい地図はこちらから

http://maps.google.co.jp/maps?f=q&source=s_q&hl=ja&geocode=&q=605-0952%E3%80%80%E6%9D%B1%E5%B1%B1%E5%8C%BA%E4%BB%8A%E7%86%8A%E9%87%8E%E5%AE%9D%E8%94%B5%E7%94%BA&sll=36.5626,136.362305&sspn=35.655214,57.919922&brcurrent=3,0x60010f338d75e3ed:0x8d203fb8cd35c58,0&ie=UTF8&hq=&hnear=%E3%80%92605-0952&ll=34.983994,135.774778&spn=0.001119,0.001768&z=19&iwloc=A&pw=2

◎淀 会期情報
◎TAKAHASHI KOHEI STUDIO&ROOMS会期情報
◎SoM会期情報
◎studio gris会期情報

Tumblrについて:

KYOTO OPEN STUDIO 2011 / 京都オープンスタジオ2011。

*KYOTO OPEN STUDIO 2011*
会 期:2011 年5月 20 日 - 29 日の金、土、日
   (20(金)、21(土)、22(日)、
    27(金)、28(土)、29(日))
    ※スタジオによって開廊日が異なる場合があります。
参加スタジオ:アトリエ家ー、G Art Studio、studio gris、
       studio90、SoM、
       TAKAHASHI KOHEI STUDIO&ROOMS、淀

入場料:無料


京都オープンスタジオは
京都市内に点在している作家の共同スタジオを
会期中一般公開するというイベント。
各スタジオでは、制作現場での展示・イベントを行ないます。
アートが生み出される「現場」を生で体感できる
このオープンスタジオ、
是非足を運んでみて下さい!

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